どうも、すっかり寒くならないですね。
僕です。
ちょっと暗いというか悲しいブログになるので、書こうか迷ったんですが。
現実を受け止めるために書くことを決めました。
悲しい気持ちになると思いますので閲覧注意です。
なのでこの記事はわざわざLINEのタイムラインには載せてません。
ちょうど4年くらい前のことでした。
夜は若干寒くなってきたくらいかな。
うちの実家にはなぜか玄関に冷蔵庫がありまして、まぁ自分の部屋が玄関から直なのでそのために置いてあったというのもありまして、広めの玄関に冷蔵庫が置いてあります。
実家では猫を2匹飼っていまして、ニャーニャー声はいつもするんです。
その夜も夜中にどこかでニャーニャー声が聞こえてました。
でもうちの猫前にも紹介したのですが、デカイんです。
なので鳴き声も割とパワフルなのですが、その夜は細めの声で鳴き声が聞こえました。
その次の日も、また次の日も。
なんかおかしいなぁって思ってその声のあるところを検索したら、冷蔵庫の裏?から聞こえるんです。
よくよく探してみるとそこには子猫が!
どっから入ってきたのか入り込んでました。
まだ2,3カ月ってとこかな。
ちっさい子猫がそこにはいました。
なんとかそこから助け出したら一目散に外に出て行きました。
すると、外には子猫がたくさんいました。
か、可愛い。
こんなに可愛い野良がいるのかっていうくらい可愛い。
子猫は三匹いました。
黒と、ハチワレ茶色、白黒ペルシャ。
同じ親から生まれたとは思えない色とりどりの猫たち。
めっちゃ可愛いす。
あまりに可愛くて夜な夜なこっそり餌をあげたりしていました。
ですが、ある日突然、黒の姿が見えなくなりました。
車に轢かれてました。
猫には必ずと言っていいほど付いて回る事故です。
昨日まで三匹いたのに二匹になってしまう模様がとても居ても立っても居られなくなりました。
しかし、すでに二匹飼っていたので、さすがにこれ以上は厳しいかなって思いました。
でも。
救える命は救いたい。
単純にそう思いました。
「じゃあ、ケージの中に餌を入れて、中に入ってきた方を飼おう。」
そういうことに決まりました。
さきいかをケージに忍ばせて、しばらく様子を伺ってました。
入ってきたのは白黒ペルシャでした。
これも運命だと思ってこの子を我が家へと向かい入れました。
しかし、数日後。
嵐が来ました。
ふと、頭に思い浮かんだのが。
あの茶色大丈夫か?と。
姿は見えなかったので雨宿りできそうなものを外に設置して、ここで過ごせたらいいなと思いその日は過ぎました。
次の日
いました!茶色!
でもひとりぼっちでした。
なぜ最初にこうなることをきづかなかったんだろうか。
残された一匹はさらに可哀想じゃないか。
一匹は死に、一匹は人間にさらわれ。
なんて可哀想な。
僕は決めました。
「よし、あいつも捕まえよう。」
前回と同じ様なやり方で、今回も無事に捕獲しました。
野良なのでやはり気性が荒くてとてもじゃないけど、お風呂に入れることなどできません。
でも二匹いるとお互いに毛づくろいしてくれるので、自動的に綺麗になってくれました。
白黒はモフちゃん
茶色はみーちゃん
となりました。
あんなに汚れてたのに
すっかり綺麗になりました。
人間に対してはやはり野良なのでものすごく警戒しているので、オリの中とその周辺で過ごして警戒心を無くさせるために一生懸命やりました。
今現在はようやく家の人間には触らせてくれる様にはなりました。
ここにたどり着くまでに大変でした。
もちろん爪は切らせてくれないし、病院に連れて言っても逃げ回る始末。
本当に撫でれる日が来るなんて思いもしなかったです。
最近は我が家の子供もみーちゃん!モフちゃん!って言える様になりました。
めちゃめちゃ警戒はされてますが。
しかし、ある日、みーちゃんが元気なさそうになりました。
気づくと、餌もあまり食べてない様な。
実際二匹いるとどっちが餌を食べてるのかなかなかわからないもんです。
そして水の前に行っても飲んでるんだか飲んでないんだか。
しばらくしてあれよあれよと、痩せて来ているではないですか。
そしてなんか口が臭い!?
こりゃもしかして大変なんでは?!
慌てて病院に連れて行ったのですが。
脱水症状と、腎不全、それに餓死寸前だと。
嘘でしょ
腎不全に至ってはステージ5
若いから耐えられているんだと思いますと。
とりあえず点滴のために入院
知っている方も多いと思いますが
腎臓は治らない病気なのと、ネコはなりやすい病気なんです。
しかもじわじわとやって来るんです。
先生曰く、例えるなら100人いる工場をいま現在は5人で回している状況です。
と
なので、いずれその五人も、過労でいなくなるでしょう。
と。
治すことはできないけれど、苦しくない様にとか、せめて楽にしてあげたり、進行を遅らせたり、手段はたくさんあるけれど、費用もすごくかかるし、やったとしても、余命の保証はないらしい。
残念ながら後は死を待つのみってことになりました。
みーちゃんは本当にドジなんです。
冷蔵庫の裏にも入っちゃうし、猫のくせに足踏み外して挫いたり。
ひたすら臆病でシャーとも言わないし、子供に撫でられてもじっと耐えてる子なんです。
でも僕は延命はしないって決めていました。
むしろ安楽死も考えました。
苦しんで死ぬのを待つくらいなら、せめて眠る様に安らかに眠らせてあげたいなと。
でも日本は仏教が多いせいなのか殺生はなかなか認めてくれないみたいです。
まだ若いので今はまだ頑張っていますが、腎不全になると、最後は脳に毒素が回り、全身痙攣を起こして死んでいくらしいのです。
それが結構ショックな姿みたいなんです。
ダメですかね。
せめて楽に死なせてあげたいって言うのは飼い主の勝手ですか?
みんながんばれって言ってくれますが。
もう頑張らなくていいよ。ってフラフラの姿を見てると思います。
餌も食べれず。
水も飲まず。
顔を見れば泣いて来る。
こんなに見てて辛いことって他にありますか?
飼い主の最後の優しさでの安楽死を希望するのってダメですか?
ペットを飼うこと自体が人間の身勝手で始まっているのに、最後だけは急に人間の勝手で決められないのもおかしな話ですよね。
せめてサヨナラはいるときにしてね。
最後まで読んでくれた方。ありがとうございました。
後、どれくらい生きて行けるかわかりませんが、これを書くことによってみーちゃんが生きてた証として少しでも知ってもらえたらいいかなと思い書き起こしました。
自分の中でもこの気持ちを忘れないために残しておこうと思いました。
腎不全は本当に気づかない病気です。
そしてネコはかかりやすい病気です。
手遅れにならない様に、気をつけて見ててあげてください。